社員の声－システム・ソリューション事業部
システム・ソリューション事業部
生産技術1課 Ｓ・Ａさん（2018年入社）
仕事について
入社したきっかけ
前職で自動車の設計補助に携わっており、東京や大阪、福岡で勤務をしておりました。Ｕターンで仕事を探していたところ、CADを使った仕事の求人を見つけこれまでの経験を活かすことができると思い応募しました。
現在の仕事
製造機械の組立調整業務を行っています。装置によっては納入先のお客様の工場での現地立ち上げ等も行います。
組立作業では、ネジ締め作業や寸法出しの作業をしています。１日で数百本のネジを締めることもあります。調整業務では、装置を正しく動作させ、製造する部品に不良品を出さない様に装置によってはミクロン単位で位置調整を行ったりします。
休みの日にプラモデルを作っているのですが、職場でのこういった作業の経験を活かして、関節を改造したり一体一体塗装にこだわってみたりしています。業務と違い、時間を気にせず自分の納得がいくまで作業できるのが楽しいです。
CADのオペレーションで応募したのに現場に配属されてどうでしたか？
面接の時点で、現場に配属されるかもしれないと言われましたが「何でもやります」という気持ちでした。現場での作業は未経験でしたが、前職で設計を行っていたので、図面を読むことができたんです。そこはとても助かりました。 仕事は先輩方が親身に教えてくれましたし、自分からも質問しやすい環境だったので、知識が無かった私でも作業に慣れることができました。
これまでに、やりがいや達成感を感じた時はどんな時？
1年目の時、量産装置の案件で現場担当として作業していたのですが、人手が足りずにベトナム人技能実習生やシルバー人材センターの方々、協力会社のパートさん達に軽作業をお願いすることになりました。その際に、私が皆をまとめて指示を出していたんです。 まだ1年目でしたが、日頃から担当業務の前後の作業にも興味を持って周囲を見ていたこともあり、お手伝いに来てくれた皆さんにもその人に合った作業の指示を出すことができました。自分の作業もあり毎日走り回ってばかりでしたが、 すべての作業が終わった時には上司にも「よくやったな」と言ってもらえ、達成感はとても強く感じました。
失敗から学んだこと
装置のシャフトの長さを間違えたことです。入荷した部材をそのまま取り付けてしまいました。きちんと見れば取り付ける前にわかるくらい長かったんですが、目の前の品物だけを見てそのまま取り付けてしまったんです。その時は、他事業部と連携をして、どうにか壁を乗り越えることができましたが、作業中に気づくことができず、とても悔しい思いをしました。 図面や表示を信じてただ組み立てをするのではなく、自分の目で常に正しいかを確認することが大事ということを学びました。おかげで、最近はミスをする事がなくなりました。
失敗をした時はどうやってモチベーションを維持しますか？
失敗をした時に現場で言われた指摘を真摯に受け止めます。皆の前で指摘されることもありますが、それは自分だけではなく周囲の人への啓発の意味もあるのだと理解して、 指摘の中にあるアドバイスを探します。責められていると思うと落ち込むので。気の持ちようですね。
職場や同僚の雰囲気はどうですか？
職場の雰囲気はとても明るいです。年齢層も若手からベテランまで幅広くてバランスがいいと思います。上司の方々との距離も近いので、質問や自分の意見も伝えやすい環境になっています。
年齢層が広いとジェネレーションギャップを感じることもあるのでは？
私はジェネレーションギャップをあまり強く感じたことは無いですね。現場でも自動車や野球の話、流行の漫画の話など共通の話題で世代に関係なく話をしているところをよく見ます。
職場の雰囲気づくりで心掛けている事はありますか？
仕事をする上での自分の態度、ですね。 『いばらない』『怒らない』『ご機嫌でいる』という３点なんですが、前に本で読んで共感したので実践してます。心掛けているというか、ポリシーですね。
今現在の目標は何ですか？
今の業務の中では、組立・調整・現地立ち上げの一連の流れを順に習得していくことが目標です。今の段階としては「調整」ですかね。そこを一人前にできるようになるのが当面の目標です。それができるようになれば、後輩に教えられることも増えると思うので、今は技術を磨いて経験を積むことを考えています。
