社員の声－ソーラー事業部
ソーラー事業部
EMS開発課 H・Nさん（2020年入社）
仕事について
入社したきっかけ
最初にデンケンと関わったのは、高専在学時に参加した産学共同研究でした。
その頃には既に就職先が決まっていたので、一度は別の会社に就職して、東京でマーケティングを中心にWebサイトや広告を作る仕事をしていました。高専は情報系の学科もあるので、こういった職種に就職する卒業生もいます。
自分はスーツを着て通勤するような大手の企業ではなく、ベンチャー系の企業に行きたいと思ってその会社を選んだのですが、勤務形態に対する不安や家の事情もあってＵターンを考えるようになりました。
デンケンには知人が勤めていたこともあり仕事の様子を聞いたりして再就職先に決めました。
デンケンとの共同研究ではどんなことをしていましたか？
一般家庭の電力の需要予測について、既存の研究結果を試行したり、新しく手法を考えて既存の研究と比較したりするなどしていました。具体的には、天候や気温を読んで、デンケンが収集したデータを加工したり分析したりする感じですね。あまり良い結果は出ませんでしたが。
学校では情報系学科だったのでシステムの作成や数学系の勉強をしていました。物を作ったりするいうことはなかったですね。共同研究に参加したきっかけは、卒業研究です。
現在の仕事
グループ会社の新電力おおいた(株)の業務委託で、需給管理を行っています。毎日、電気の調達や使用量などの計画を国に提出するということをやっています。今までは２人で需給管理の業務をやっていましたが、今は自分１人でやるようになりました。 市場の状況などを上司に報告して、上司の指示の下で調達先を調整する感じです。共同研究にもあった需要予測などもやっていますが、共同研究の時と実務とではやり方が違っていて、共同研究の経験はあまり実務に役立っていませんね…。
システム開発をやりたくて入社したのですが、今のところ需給管理業務がメインになっています（笑）
ただ、まったくシステム開発ができないわけではなくて、今ある「CIS（電力小売事業者向けの顧客管理システム）」とは別の、電力小売事業者向けの新しいシステム作りに携わっていて、今は外販用に開発を進めています。
職場や同僚の雰囲気はどうですか？
共同研究の時の、太陽光や電気関係イメージしかなかったので、入社してから（同じ高崎工場内にある）パーキングの仕事（パーキング事業部）などを見て「こんなこともやってるんだ！」と驚きました。
共同研究の時にデンケン側で参加していた方が同じ部署にいることもあって、上司や先輩も話がしやすく仕事もやりやすい環境だなと感じています。日常会話や仕事に関する意見交換や質問が気兼ねなくできるので、いつも助かっています。
これまでに、やりがいや達成感を感じた時はどんな時？
前述した新しいシステムなのですが、自分が利用するシステムでもあるので、完成したことで作業が効率化でき、業務の負担も減ったのでやりがいは感じました。 ただ、現在は社内で導入しているだけなので、達成感はまだあまりないですね。これが外に向けて販売されるようになったら、感じられるのではないかと思います。
過去の失敗談や、そこから学んだ事はありますか？
システムの改修を行った際に、モジュールの入れ替えを間違えたり、デバックが不十分だったりして、システムが動かなかったことがありました。それが土日だと、先輩にも連絡が行くので迷惑をかけてしまって申し訳なかったです。 その時は、システムを使って自動で行うはずの処理ができていなかったので、出社して手作業で処理して、後日システムの修正を行いました。
それ以来、確認作業には十分な時間を取って、ファイルの内容、更新日時等確認を徹底するようになりました。
趣味や特技などありますか？
飽き性なだけかもしれませんが、多趣味です。小学生の頃はけん玉をやっていて、初段まで取りました。東京にいた頃はダーツにハマっていましたが、今はオタマトーンが欲しいなと思っていて、色々動画を見ています。
現在、挑戦していることはありますか？
業務では、近々先輩と一緒にお客様の前で需給管理がどういうものかを説明することになっています。教育という形でお客様の前に立つのが初めてなので、資料や話し方等の不安が募るばかりですが、自分の成長にもつながると思って頑張っています。 上手く行くかどうかは、あんまり考えないようにしてます。考えて失敗しちゃうとヘコみそうなので、流れに身を任せる（笑）
プライベートでは、昨年から動画編集を勉強しています。動画ではないのですが、友達の会社のロゴをアニメーションで作ったりもしました。動画も何か作りたいなとは思うのですが、具体的なことはまだ考えていません。 動画編集は世の中の動向として需要が高まっている技術なので、身に付けておこうかなと思っています。
