デンケン

中古太陽光パネルのリユース測定業務​ 廃棄処分予定
太陽電池パネルの
リユース推進に
取組んでいます

未来の為に“ONE FOR ALL”

2012年から始まった再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)により、
太陽光発電は大量に導入され全導入量も大幅に増える事となりました。
それに伴い自然災害等、様々な事情により破損し、廃棄処理される太陽光発電所も増えています。
しかしその中には、まだ発電可能な太陽光パネルも含まれています。
デンケンでは、廃棄処分予定の太陽光パネルの中から発電可能なものを選別し、
環境負荷を低減しつつ、リユースを目的とした測定検査業務を行っております。

太陽光発電の国内導入量は、
2012年のFIT制度(固定価格買取制度)
開始に伴い増加を続けています。
FIT制度の下、
設置した太陽光パネルが寿命を迎え、
使用済み太陽光パネルとして
排出された場合、

2030年代後半以降年間50~80万t
排出されると想定されています。
これに加え、災害による廃棄、
リパワリングによる入替え等、
既に大量に排出されています。

国内太陽光発電導入量の推移​

国内太陽光発電導入量の推移

出典:令和4年_資源エネルギー庁_エネルギーに関する年次報告

使用済み太陽光パネルの排出量推計​​

国内太陽光発電導入量の推移

出典:令和5年_環境省_再⽣可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルに係る現状及び課題について

RECYCLE FLOW太陽光パネルのリサイクルフロー​

太陽光パネルのリサイクルフロー

出典:令和5年_環境省_再⽣可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルに係る現状及び課題について

リサイクルに関して、弊社は共栄九州殿と業務提携しており、適正に処理されます。

共栄九州株式会社
  • 太陽光パネルの、リサイクル不可の素材は産業廃棄物として埋立処分されます。​
  • 埋立処分する場合、太陽光パネルは電気機械器具に該当する為、廃棄物処理法に基づき『管理型最終処分場』に埋め立てる必要があります。​
  • 管理型最終処分場とは、廃棄物から浸出する水が、地下水や周辺水域の汚染を引き起こさないよう汚染防止措置が取られた最終処分場のことを指します。​
  • 受け入れ容量にも限りがある最終処分場の延命化・確保のためにも、太陽光発電設備については、リユースを促進・円滑化していくことが必要と考えます。​

管理型最終処分場の概要

管理型最終処分場とは、最終処分場から浸出する水や、最終処分場内部の保有水が、地下水や周辺水域の汚染を引き起こさないよう、次のような設備を備える最終処分場のことをいう。

  • 最終処分場と外部を仕切る遮水工
  • 最終処分場内部の保有水等の集排水設備や地下水集排水設備
  • 最終処分場の外に排出する保有液等を処理するための浸出液処理設備
管理型最終処分場の概要

出典:令和5年_環境省_再⽣可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルに係る現状及び課題について

REUSE FLOWリユースフロー​​

リユースパネルの検査・測定内容

令和3年5月環境省より、
太陽電池モジュールの適正なリユース促進ガイドラインが策定されました。
適正なリユースを促進する事を目的としています。​
ガイドラインに記載されている検査・測定内容は以下の通りです。​

I-V(電流・電圧)測定

太陽電池パネルに疑似太陽光を照射し、性能を検査。​
検査では電流値・電圧値の変化がグラフ化され、正常・異常なパネルを選別します。​

I-V(電流・電圧)測定

EL(エレクトロ・ルミネセンス)検査​

太陽電池パネルに電流を流して発行させ、特殊カメラで撮影。目視では識別出来ないクラック、断線や接続不良等、特定する検査。不具合があれば、EL発行の強度が低下、画像に明暗で表わされます。​

EL(エレクトロ・ルミネセンス)検査​

絶縁抵抗測定​​

太陽電池パネルに高い電圧を印加し、抵抗を測定。
絶縁不良または、劣化による感電や漏電が無いかを確認します。​​

絶縁抵抗測定​

目視検査​​

明るい箇所で目視により、表面の亀裂、接続不良、内部の腐食、接着不良、裏面バックシートのキズ、剥がれ等ないかを確認します。​​

目視検査​

太陽光パネルのリユースフロー

STEP1お問合せ

まずは、お問合せフォームよりお問合せください。対応可能な場合、お見積りをご提示いたします。

お問合せ

STEP2測定・検査

デンケンにて、測定・検査を実施し、パネル1枚1枚に結果レポートを発行します。

測定・検査

STEP3リユース・リサイクル

測定・検査結果より、リユース・リサイクルへパネルを適切に処理します。​

リユース・リサイクル

RESULTS実績​​

納入実績 約200台​

デンケンでは、
国内外の太陽光パネル製造メーカーへ納入実績があります。​

  • 日本国内丸紅株式会社 /
    京セラ株式会社 ​/ 株式会社 浜田
  • 海外Hanwha Q CELLS Co., Ltd​ / Korea Conformity Laboratories​
  • 納入実績1
  • 納入実績2
  • 納入実績3
  • 納入実績4

※写真はイメージです

測定・検査実績 約4000枚​

デンケンでは、既にリユース測定・検査の実績があります。​

  • 測定・検査実績1

    写真中央:株式会社浜田 九州出張所 入端 所長 様

  • 測定・検査実績2

FAQよくある質問​​

Q太陽電池パネルをリユースする際、
なぜ発電性能と絶縁性能の検査を実施しなければなりませんか?​
太陽電池パネルをリユース品として扱う場合には、発電性能と絶縁性能の検査を実施しなければなりません。
これは、古物営業法(昭和二十四年五月二十八日法律第百八号)の遵守の為です。​
Q最小Lot数は何枚からでしょうか?​
100枚からとなります。​
Q対応可能なエリアは?​
全国対応可能です。​
Q太陽光パネルなら、どの様なものでも対応可能ですか?​
原則対応可能ですが、対応不可のものもあります。
まずは、『お問合せフォーム』への御入力をいただき、お問合せください。​
Q個人での依頼に対し、対応可能ですか?​
法人のお客様の御依頼のみとさせていただいております。御了承ください。​
Q太陽光パネルの性能検査のみの、対応は可能ですか?​
対応可能です。『お問合せフォーム』への御入力をいただき、お問合せください。​
Q太陽光パネルのサイズに制限はありますか?
1,500mm×2,700mm以内で有れば、対応可能です。​​
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